【 特 許 出 願 済 】特願 2020-178278
老人ホームの扉を、住んでいた家の扉に...
長年住み慣れた家を離れて老人ホーム(介護施設)で暮らす高齢者の中には、新たな住居になかなか馴染めない人がいます。特に認知症の人にとって、自宅にいるという感覚はとても重要だとされています。
自分のアイデンティティが無い、全て同じという環境では、不安で閉鎖的になりやすく、ストレスを感じるこtで誰とも話さず、笑わず、孤独でいることが多くなるようです。
でも各居室を入居者に合わせてリフォームするなんて到底無理な話です。
そんな問題を解決する手助けになる方法が、
■住んでいた家の玄関を写真に撮り
■インクジェットシートを制作し
■それを老人ホームの部屋の扉に貼る
■「MYDOOR」というサービスです
「MYDOOR」をすれば、今まで周りと同じだったドアが、自分の住んでいた馴染みのあるドアに変身します。
① 同じような施設のドア
② 今まで住んでいた家の玄関の写真を撮る
※写真が無い方場合でも色々なデザインを選んでいただけます
③ MYDOORシートに加工します
④ 施設のドアに貼るだけ
施設の
利用者様
家に帰るような
安心感を提案します
利用者様の
ご家族
ご家族の認知の
変化を生み出せます
施設の
スタッフ様
部屋を間違える
問題が減ります
施設の
経営者様
MYDOORを施設の特徴として
アピールできます
MYDOOR®の可能性
成田都さんは、老人ホームに移ることに大変嫌悪感をいだいていました。
ホームに入居してからも、「家に帰りたい」と泣いていたようです。
部屋から出ることもなく、一人ぼっちで寂しく生活していて、施設側も心配していました。
そんな成田さんは、MYDOOR取り付けを終えた直後から、おしゃべりになり、みんなとコ
ミュニケーションを取るようになりました。
部屋からも出ていくようになり、別人と思えるくらい社交的になりました。
今では自分の部屋のことを「私の家」と言っているようです。
Hさんのご家族が、以前住んでいた家にあまり良い思い出は無いとの理由で、
MYDOORの取り付けを中止する意向を示していました。
しかし「すぐに外せるので」と一度試していただくことになりました。
Hさんは、取り付け後の扉を見た瞬間「これは、いい!!」その言葉を何度も繰り返し
ドアを開け閉めし、大きく笑っていました。本当に何度も開け閉めしていました。
毎日部屋から抜け出し、施設を夜中出歩いて、部屋に戻ってこれなかったHさん。
なぜかMYDOOR取り付け後、夜中に部屋を出ることが無くなりました。